もし自分で害虫駆除したいなら

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害虫に悩まされている人はきっと多いことでしょう。多くの人がインターネットで害虫駆除の方法を調べ、いろいろと試してみていることだと思います。

情報化社会はそれまで一部の専門知識であった事柄を、誰でも簡単に入手できるようにしてくれました。いまや多くの一般人は専門家であり、その流れは変えることができません。

害虫駆除という分野においても、個人で行うことが当たり前になったことについて考えてみたいと思います。

害虫駆除を自分でやることのメリットとデメリット

費用について

多くの情報サイトでは、害虫駆除を専門業者に依頼したときと、個人で行った場合の費用の差が掲載されています。多くの場合、費用は個人で害虫駆除を行ったケースのほうが断然安くなります。

状況にもよりますが、かかる費用が10分の1程度になることも決して珍しくないのではないでしょうか。逆に費用にそれでほどの差がなければ、誰だって嫌な害虫駆除は専門業者に依頼したいところです。

つまりそれほどまでに、個人で行う害虫駆除と、業者に依頼する害虫駆除では、費用に開きがあるということなのでしょう。

効果について

害虫駆除を行った際、成果は大きなポイントです。いくら費用が安く済んだところで、害虫そのものが駆除できなければなんの意味もないからです。ここで気を付けなければならないのが、一時的に影響が減ったことをもって、害虫駆除の成果が出たと考えることは早計であるという点です。

害虫の多くは、成虫と卵というふたつの形態でわたしたちの住居に侵入してきます。目に見える範囲に存在する成虫を除去することで成果としてしまえば、その後生じるであろう卵の孵化による害虫被害の再発生を考慮することができなくなります。

害虫駆除においては、ある程度のスパンで効果を見守るとともに、最中と卵の両方、目に見える範囲と見えない範囲の双方に効果が期待できる方法を取らなければならないのです。この点においては、害虫駆除業者のほうがレベルが高く、費用をかけてでも依頼する価値を見出すことができます。

個人で行う害虫駆除では、情報収集と工夫がポイントになる

インターネットは害虫駆除情報の宝庫

害虫駆除の専門業者に依頼すれば、費用はかかったとしても一定の効果が得られますし、その後のアフターケア、つまり再発防止も保障される場合が多いことはわかりました。

しかしそれでもあえて自分個人で害虫駆除を行う場合、まずはその方法についての情報収集が必要になります。インターネットの動画サイトでは、実際に行われた多種多様な害虫駆除の様子を閲覧することができます。
本や資料で知るよりも、簡単お手軽な技術習得と言えるでしょう。

個人で行う害虫駆除の醍醐味

逆に言うと、個人で行う害虫駆除の醍醐味は、自ら集めた情報をもとに、如何に効率よく害虫を駆除できるかという点に集約されるのです。この点においては、NHKの某テレビ番組のようなメソッドが原点にあるともいえるでしょう。

試行錯誤を繰り返し、さまざまな情報を精査した結果、最も効果的と思われる方法が思った通りの成果を生んだとき、これほど気持ちの良いことはないのです。

日々新しい駆除方法を誰かが発表し、それをだれかが検証し、改良していくということがインターネット上では常に起きていることなのです。

個人で行うには危険が伴う害虫駆除について

ハチの巣の撤去と駆除

蜂の巣の撤去は毎年さまざまな地域で行われています。多くの都道府県では無償で対応を行っており、個人での対応をしないよう呼び掛けています。

とはいえインターネット上には個人でハチの巣を撤去する方法が、動画とともに公開されており、行う者も後を絶たないのが実情です。

特にスズメバチのそれを撤去することは、専門業者ですら高いリスクをともなうため、知識や経験の乏しい個人が行うのはあまりに危険であるといるでしょう。

そのいっぽう、アシナガバチやミツバチなど、比較的安全な蜂の巣については、あえて撤去しないことを推奨する自治体もあり、そこの住民の不安感と相いれない場合もあります。
そうした場合、危険を承知でやむなく撤去を行うこともあるようです。

毒蛇、シロアリなどの駆除

日本の毒エビとして有名なのは、マムシ、ハブ、ヤマガカシなどです。これらのヘビは有毒であり、噛まれた場合は生命の危険をともなうことから、個人での駆除はおすすめできません。

もっとも人間との接触の機会も滅多にないため、大きな問題とならないことがほとんどです。

シロアリについては、市販の殺虫剤も流通していますが、使い方を間違えると被害を拡大させてしまうため、専門業者による対応が望ましいと言えるでしょう。

実際にところ、、シロアリの被害は規模が広範囲であり、被害額も大きくなることから、慎重な対応が望まれます。初期対応の是非によってその後の状況が大きく左右されることも、個人対応が危険な理由のひとつでしょう。

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